「就業規則を作成・変更する必要性はわかるけれども、インターネットや本にも就業規則の雛形は載っているし、雛形に少し手を加える程度で十分では・・・?」「お金を払ってまで就業規則を作成・変更する必要はあるの・・・?」との意見や疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、市販の雛形では、それぞれの事業所の環境に合わせた、細やかな内容にすることはできません。また、最新の労働法規の改正に対応することはできません。
そこで、以下では、就業規則の役割と、社会保険労務士に依頼するメリットについて解説してまいります。
社内のルールを明確にすることにより、労働者との無用なトラブルを未然に防ぎます。万が一、「あっせん」などの個別労働関係紛争になった場合でも、就業規則に基づいてなされた処分であれば、和解の交渉を有利に進めることができます。
どんなに優れた就業規則でもその企業の状況、体質等に合っていなければ意味がありません。オーダーメイド性は、市販の雛型やインスタントのヒアリングによっては確保できません。企業の事情を聞いて、それに応じて就業規則の各規定の定め方を工夫するということは、社会保険労務士等の専門家でなければできることではありません。
社会保険労務士との念入りな打ち合わせにより就業規則を作成することは、顧客企業自身が労働法規や判例などの基本的な知識を身に付けられるというメリットがあります。
社内ルールを明確にすることにより、従業員の安心感と規律性を高め、業務効率が改善されます。
等々、現行の就業規則に労務コストが大きくなるような定め方になっていれば、見直しにより労務コストを軽減できます。
就業規則は作成・届出をするだけでなく、従業員に周知させることが必要です。
就業規則を作成した社会保険労務士が、そのポイントを従業員に説明すれば安心です。また、説明会の開催が従業員への周知の証明となり、後日紛争が起こった場合に有利です。
基本料金 20万円
にて承っております。
また、簡単な就業規則診断も行っております。
アンケート(MS Word文書)の回答内容をFAXもしくはメールにてお送りいただければ、迅速に診断結果をお知らせいただきます。お気軽にご利用ください。