沖縄労務管理センターの理念

〜「幸せ職場計画」を推進いたします。〜

ストレス社会と言われる昨今、「職場うつ」「過労自殺」「職場のメンタルヘルス」などといった言葉がクローズアップされるようになってきました。

これらの言葉が示すことは、現在の職場が決して幸せなものではないということです。経営者も、社員・従業員も自らが幸せになるために働いているはずなのに、いつの間にか不幸になっているケースが多発しているのです。

過酷な経済競争が繰り広げられている現在にあっては、コストダウンを優先するあまり、働く人を大事にしない、という時代の風潮があります。その最たる例が、ワーキングプアです。懸命に働いても、生活できるだけの充分な給料さえ得られない人が、多数存在するという現状です。

私自身、沖縄での10年―7度にわたる転職の中で、経営不振による解雇、転籍、月間100時間超の残業、パワーハラスメント等について、身をもって経験してまいりました。

残念ながら、今までの私の職場人生は、お世辞にも幸せと言えるものではありませんでした。しかしながら、逆にそのことが、私を社会保険労務士へと導きました。

そして、「幸せな職場が社員を幸せにし、幸せな社員が会社を幸せにする(=会社に収益をもたらす)」との考えに至りました。同じ働くことをとってみても、「この会社で頑張れば、いいことがあるから頑張ろう」という気持ちで働くのと、「この会社で頑張っても報われないから、適当に働こう」という気持ちで働くのでは、天と地の差があります。職場環境の問題は、社員・従業員の問題にとどまらす、会社の収益、そして将来の会社の命運を左右する問題でもあります。

雇用の流動化、ワーキングプアといったことが社会問題化する今だからこそ、原点に立ち返り、社員・従業員にとって働きがいのある職場(=「幸せ職場」)を作ることが、会社の収益力、競争力アップにつながります。

私どもは、沖縄において、「幸せ職場」を数多く作るための支援を行うことにより、沖縄県内の企業の発展に尽くし、深刻な失業率問題の改善に寄与してまいりたいと考えております。

沖縄労務管理センター
代表  社会保険労務士・生田誠治(おいだ せいじ)