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投稿日時: 2012-07-09 09:20:07 (1208 ヒット)

厚生労働省は4日、職場の石綿(アスベスト)が原因で肺がんや中皮腫などになったとして平成23年度に労災を申請した人は、前年度比0.1%減の1141人だったと発表しました。このうち、同4.3%(43人)増の1037人が認定されました。認定人数はここ5年、1千人前後で推移しています。
 石綿による疾患は発症までに時間がかかることから、同省は今後も同様の傾向が続くとみています。

 労災認定の内訳は、肺がん399件(請求484件)▽中皮腫546件(同572件)▽良性石綿胸水42件(同29件)▽びまん性胸膜肥厚50件(同56件)。このほか、石綿肺を発症した認定者についても初めて調べ、68人だったと発表しました。

  一方、石綿による疾病で死亡した労働者の遺族で、労災の申請時効(死後5年)を超えた人を救済する石綿健康被害救済法に基づき、特別遺族給付金の支給を受けた人は前年度比7.1%(3人)減の39人でした。


投稿日時: 2012-07-03 12:19:50 (1929 ヒット)

厚生労働省が6月29日発表した2010年度末時点で、介護保険サービスの必要度を判断するための「要介護認定」を受けた人が506万人と、初めて500万人を超えました。人口の高齢化が進んだためで、介護の必要度が高い要介護3以上の人が全体の約4割(193万人)を占めました。介護保険から払う給付費も7兆2536億円と、前の年度より5.6%膨らんでいます。


都道府県別に65歳以上人口に占める認定者の割合を見ると、最も高いのが長崎県で21.6%。次いで徳島県の21.1%、和歌山県の20.7%と、西日本の県が目立ちます。逆に割合が最も低いのは埼玉県で13.2%。千葉県の13.6%、茨城県の13.7%という結果になりました。高齢化が進み「75歳以上の人口が多い県ほど、認定者の割合が高い」(老健局)といいます。 

要介護認定は、必要度が軽い順から要支援1〜2、要介護1〜5の7段階に分かれる。厚労省によると、10年度末時点で認定を受けた人は、前年度末より22万人(4.5%)増加しました。

制度が始まった00年度の約2倍になり、全体の6割を軽度(要支援1〜要介護2)の人が占めています。
10年度の介護保険給付費は7兆2536億円で、前年度より5.6%増えました。高齢化で介護保険サービスを利用する人は今後も増える見込みで、厚労省は今年度の給付費は8.4兆円、
25年度には19.8兆円になると試算しています。

 


投稿日時: 2012-06-28 11:52:54 (1375 ヒット)

AIJ投資顧問の年金資産消失事件を受け、27日、厚生労働省の有識者会議がまとめた厚生年金基金制度に関する最終報告書案全容が判明しました。財政健全化の見込みが立たない厚年基金については、厚生労働相の解散命令を積極的に発動することや、解散要件緩和を打ち出しました。29日の会議で提示します。

 企業年金の一種の厚年基金は、公的年金である厚生年金の一部を代行運用しています。財政悪化に苦しむ厚年基金に厳しい姿勢を打ち出すのは、早期解散へ誘導することで、厚生年金本体に大きな影響が及ぶのを避ける狙いです。厚労省はさらに検討を加え、関連法改正案を来年の通常国会に提出する方針とのことです。

 


 


投稿日時: 2012-06-25 08:41:19 (1458 ヒット)

 過労やいじめによるうつ病などの精神疾患を発症についての労災申請人数が、2011年度は1272人(前年度比91人増)に上り、3年連続で過去最多を更新したことが2012年6月15日、厚生労働省のまとめで分かりました。労災認定も325人(前年度比17人増)で過去最多となります。このうち、東日本大震災が原因の申請は20人を占め、認定者数を増加させる要因となりました。

 厚生労働省によると、自殺(未遂含む)による申請者は過去最多の202人でした。

 認定された325人のうち、発症の原因では「仕事内容・仕事量の変化」(52人)のほか、「悲惨な事故や災害の体験、目撃」(48人)、「嫌がらせ、いじめ、暴行」(40人)などが上位を占めています。

 認定者の業種では、製造業(59人)が最多で、卸売・小売業(41人)、医療・福祉(39人)が続きました。年齢別では30代が112人で最多となりました。

 厚生労働省は労災認定の増加の背景について「うつ病などの精神疾患で労災申請できるという意識が浸透してきた。仕事量の増加による強い不安も影響している」と分析しています。

 労災申請を巡っては、うつ病などは発症前1カ月に160時間以上の残業を行っていた場合などを労災と認定しています。脳・心臓疾患は、発症前2〜6カ月間にわたり、1月当たり80時間以上の残業をしていた場合などに認定されることとなっています。




投稿日時: 2012-06-19 08:14:07 (1400 ヒット)

 2012年6月12日、個人年金保険の保有契約件数が前年度比4.0%増の1975万件、金額が3.3%増の98兆9154億円と、それぞれ9年連続で前年を上回り、過去最高を更新していることが、生命保険協会が発表した加盟43社による平成23年度末の生命保険事業概況で分かりました。

 少子高齢化や国家財政状況の悪化を背景とした、老後に所定額を受け取れる個人年金への関心の高まりを反映した結果となっています。

 一方、銀行の窓口販売が引き続き好調だったため、売上高に当たる収入保険料は5.3%増の36兆2890億円と3年連続のプラスとなったといいます。

 


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