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投稿日時: 2009-06-22 08:11:20 (1244 ヒット)

兵庫県西宮市にある伊藤ハムの子会社の伊藤ハム販売に勤務していた元派遣社員の40歳の男性が、同社に従業員としての地位確認などを求めて提訴しました。


 訴状によると、男性は1999年12月から、伊藤ハムの請負会社の契約社員として京都市内の営業所に勤務していました。同営業所が2002年の組織改編で子会社・伊藤ハム販売の管理となり、男性は2007年7月からは派遣社員として働いていましたが、今年1月、業績悪化を理由に契約が更新されなかったということです。


 男性は「伊藤ハムや伊藤ハム販売の従業員から直接指示を受けていた」として偽装請負を主張。「契約変更の理由について説明がなかった。9年間継続して働き続けており、暗黙の雇用契約が存在していた」としています。


投稿日時: 2009-06-20 08:39:25 (1305 ヒット)

近年、経済社会の構造的変化の中で、事務系職業に就く労働者に求められる職業能力は多様化・高度化しつつあります。このような状況に対応し、事務系職業に就く労働者の段階的かつ計画的な職業能力習得の支援とその能力の適正な評価を行うため、職務遂行に必要な知識を体系化(事務系職業の職務分野(8分野)毎に、その職務遂行に必要な専門的知識を45単位に分類)し、職業能力を評価するための試験(1級から3級までの45試験)が実施されるようです。

前期試験の受付は7月21日からです。


詳しくは、こちらをご覧ください。


 


投稿日時: 2009-06-19 08:48:07 (1558 ヒット)

ゲームソフト「コナミ」の関連会社で育児休業後に復職した社員の女性(36)が、復職後に不当な降格、減給をされたとして、会社側に地位の回復や慰謝料3,300万円など求める訴えを16日、東京地裁に起こしました。


 訴えられたのはゲームソフト製作会社「コナミデジタルエンタテインメント」(東京都港区)で、訴状によると、女性は昨年10月から育児休業を取り、4月16日に復職しましたが、出産前に担当していた海外とのライセンス交渉から、国内でのライセンス契約の事務手続きなどの担当に業務を変えられました。業務評価も2段階下がり、月約20万円の減給となったといいます。


 提訴後に東京・霞が関で記者会見した女性は「子どもか仕事か、どちらかしか選べない仕組みはおかしい」と訴えました。女性の代理人弁護士によると、会社側は「復帰後まもなく健康や育児への配慮が必要で、降格ではなく業務内容の変更だ」と説明しており、女性側は「元の仕事に戻るためにベビーシッターを雇うなど万全の準備をした。降格は子を持つがゆえに差別するもので、不利益な取り扱いを禁じた育児休業法などに反する」と主張しています。


 同社の広報室は「訴状を受け取っていないのでコメントは差し控える」としています。




 


投稿日時: 2009-06-17 11:38:53 (1396 ヒット)

16日の衆議院本会議で、育児・介護休業法改正案を一部修正の上、可決しました。参議院での審議を経て、今国会で成立する見通しです。


 改正案は、子育てや介護をしながら働き続けることができる環境を整備するのが狙いです。3歳未満の子どもをもつ労働者を対象とした短時間勤務制度の導入や、労働者が希望した場合の残業免除を企業に義務付けるほか、男性の育休取得促進策や、介護のための短期休暇制度の新設なども盛り込んでいます。


 施行は公布から1年以内としています。ただし改正案の修正により、休業取得を理由に不当解雇し、是正勧告にも応じない企業名の公表などは、「1年を超えない範囲」から「3カ月」に前倒しされました。


投稿日時: 2009-06-16 08:17:13 (1433 ヒット)

聴覚障がいの障害者手帳不正取得事件で、虚偽診断書作成の疑いで強制捜査を受けた札幌市の耳鼻咽喉科医、前田幸あき(よしあき)医師(73)の診断書に基づき支給された障害年金は約7億円に上ることが、社会保険庁の調査でわかりました。社保庁は前田医師が障害年金の受給にも絡んで虚偽診断書を作成していたとして、道警に告発する方針です。社保庁によると、書類が保存されている02〜07年度の6年間で、前田医師が診断書を作成し、障害年金を受給したのは計137人で、いずれも虚偽の診断書により受給した可能性が高いとみられています。このうち、年金の受給を辞退するなどした110人については今年4、5月分から支給を停止していますが、停止総額は2カ月間で約2400万円にも上ります。


 また、この偽装事件をめぐり、障害年金受給の仲介役だったとされる北海道芦別市の無職近藤順一容疑者(68)=詐欺などの疑いで逮捕=らが受給者に高額な報酬を要求して受け取っていたことが分かりました。 近藤容疑者は、障害年金や社会保障についての「勉強会」を開くと称して人を集め、偽装を勧誘する場にしていたということです。この事件では、不正な診断を繰り返したとされる前田医師が多額の診療報酬を、年金申請を代行した社会保険労務士の香田清容疑者(67)が多額の手数料を得ていた疑いがあり、容疑者らがそれぞれの立場で不正な利益を得る構図が浮かんできました。


耳が不自由であり、障害者手帳を持つ両親のもとで育った者として、この事件は、本当に「情けない」限りです。


おまけに、この事件には、社会保険労務士の関与も疑われているとのことで、私自身も問われている問題だと、考えさせられます。


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