5月の完全失業率

投稿日時 2009-07-01 20:04:34 | カテゴリ: TOP

総務省が6月30日に発表した5月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.2ポイント上昇して5.2%と、2003年9月以来の高水準になりました。また、厚生労働省が同日発表した有効求人倍率(季節調整値)は0.44倍と前月から0.02ポイント下落し、過去最低を更新しました。


 生産に持ち直しの動きがみられる一方で、雇用情勢は依然厳しい状況が続いているといえます。


 5月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ2.2%減の124万3788人と12か月連続で落ち込み、1999年10月以来の低水準になりました。有効求職者(同)は2.4%増の281万1077人と13か月続けて伸び、過去最多となりました。


 新規求人(原数値)は前年同月比34.5%減の44万3386人。産業別にみると製造業が55.9%減となったほか、各分野とも2ケタ台の減少です。都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最も高いのが香川県の0.71倍、最も低いのが青森県の0.26倍でした。


沖縄県内は、全体の完全失業率が8.6%、男性9・8%、女性7・1%となっています。また、有効求人倍率も、0・27倍と、厳しい結果が出ています。


このように見ると、厳しい現状を突きつけられますが、このような時代だからこそ、今後、国際物流拠点構想などのような大きな雇用を生み出すプロジェクトが期待されるところでもあります。






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