短時間正社員に関する助成金の拡充
厚生労働省は、子育てなどで就業時間に制約があっても、正社員として働くことができる短時間正社員を定着させるため、助成金制度を今夏にも拡充する予定です。これまでは、企業が短時間正社員制度を導入する際に、人数に関係なく助成金額は同額でしたが、人数に応じて金額を増やし、促進を狙っています。
短時間正社員とは、正社員の身分は変えないまま1日の労働時間や1週間の労働日数をフルタイムの正社員より短くする仕組みです。現在、この制度を導入した企業に「短時間労働者均衡待遇推進助成金」として最大40万円を支給していますが、1人増えるごとに5万円から10万円を加算する仕組み(上限あり)を検討しています。
本制度は、2009年度補正予算に盛り込まれているとのことです。
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