総務省が19日発表した今年1−3月平均の労働力調査によりますと、パートや派遣社員など非正規労働者の数は、前年同期より38万人減の1699万人と、比較可能な2003年以降で、初の減少となりました。昨年10−12月期と比べると、97万人の大幅減です。 一方、役員を除く正社員は、前年同期より15万人増の3386万人で、6期ぶりに増えました。介護など医療・福祉と、教育・学習支援業が、それぞれ10万人の増加となっています。 雇用者(役員除く)に占める非正規の割合は33・4%となり、1年前と比べ0・6ポイント減少しました。