厚生労働省は、平成22年10月14日、国民健康保険における保険者の保険料(税)賦課状況及び保険料(税)と所得との相関関係、国民健康保険被保険者の属する世帯の状況、保険料(税)賦課状況及び被保険者の年齢、職業等の状況並びに被保険者の異動状況等を調査し、国民健康保険の健全な運営を図るための基礎資料を得ることを目的とする調査を発表しました。
調査概要として、平成22年9月末現在の総人口及び国民健康保険被保険者の年齢階級別の分布によると、国民健康保険被保険者の年齢階級別の構成比は年齢が上がるほど高くなっており、特に55歳以上の年齢階級においては年齢の上昇とともに構成比も大幅に上昇しています。65歳〜74歳の被保険者の占める割合は29.7%であり、75歳未満の総人口における割合の13.4%より16.2ポイント高くなっています。
市町村国民健康保険(表中「市町村」)と国民健康保険組合(表中「組合」)を比較してみると、市町村国民健康保険においては国民健康保険総数と構成比はほぼ変わりませんでした。国民健康保険組合は60歳未満のすべての年齢階級において、市町村国民健康保険よりも構成比が高くなっています。一方で65歳以上の被保険者の構成比については、市町村国民健康保険が31.5%であるのに対し、国民健康保険組合では9.7%と3分の1以下となっています。また、平均年齢も市町村国民健康保険では49.7歳、国民健康保険組合39.0歳と国民健康保険組合の方が10.7歳低くなっています。
詳細は厚生労働省HPをご覧ください。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001045932
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