厚生労働省は、「高額療養費制度」に関し、長期療養者の負担上限額を2段階で引き下げる方向で検討に入りました。現在は過去1年間に3カ月、上限額を超える治療を受けると4カ月目以降の上限が下がる仕組みになっていますが、これを9カ月限度額を超えた人は、さらに10カ月目以降の上限を引下げます。併せて年間総額にも上限を設ける方針で、15年度からの実施を目指します。
厚労省は21日、厚労相の諮問機関・社会保障審議会医療保険部会で具体案の作成に着手しました。