65歳以上の介護保険料、1.7%上昇
厚生労働省は、4月に改定された65歳以上の介護保険料が、全国平均で月額4160円となったと発表しました。改定前と比較して1.7%上昇し、70円の負担増加となります。保険料が最も高いのは青森県十和田市の月額5770円、最も低いのは、福島県檜枝岐村と岐阜県七宗町の2265円で、自治体間の格差は約2.5倍となっています。
介護サービスの利用者増や、介護報酬の引き上げで給付が増えることによる保険料の上昇を抑制するために、公費が投入されたこともあり、改定前の4090円に比べて1・7%増と伸び率は小幅となりました。また、都道府県別の平均保険料によると、東京都や愛知県、大阪府など大都市圏では保険料の引き下げが目立っています。
介護保険料は3年ごとに見直すことになっているので、新たな保険料は今年度から11年度までの3年間に適用されます。
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