株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田下憲雄)は、ビジネスパーソン意識調査『仕事に対する意識』に関して調査を実施、22日に発表しました。本調査は、2011年2月上旬に、ネットでのモニターのうち関東(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の20〜59才のビジネスパーソン男女800名を対象にインターネット調査を行い、結果をまとめました。
ビジネスパーソンに『あなたは、何のために働いているか』を聞いたところ、大多数の人が「生活のため」(89.6%)、「お金を稼ぐため」(72.0%)と回答。次いで「自分を成長させるため」(31.4%)、「プライベートを充実させるため」(28.5%)となりました。
性別・年代別でみると、どの性別・年代も「生活のため」「お金を稼ぐため」がトップ2ですが、年代が若くなるに比例し、「お金を稼ぐため」の割合が高くなる傾向にあります。「自分を成長させるため」は男女20代の割合が高く、「プライベートを充実させるため」は男女30代の割合が高い。女性20代は「人とコミュニケーションをとるため」も他の年代より高い割合にあります。
男性は“年齢のリミット付き”で、女性は“可能な限り”働きたい傾向。女性40代では「すぐにでもリタイアしたい」も他の年代より多く存在しました。
『何歳くらいまで働きたいと思っているか』では、「65歳くらいまで」が最も多く24.0%、「60歳くらいまで」(21.8%)、「可能な限り働き続けたい」(19.6%)と続きました。性・年代別では、男性20代は「60歳くらいまで」、男性30〜50代と女性50代は「65歳くらいまで」、女性20代〜40代は「可能な限り働き続けたい」が最も多い。女性20代は回答が分散傾向で、人生設計を模索中の様子が見て取れる。ちなみに女性40代は「すぐにでもリタイアしたい」が他の年代より多く11.0%存在していることが分かりました。(単数回答)