日本年金機構は28日午前9時から、自分の加入する年金の保険料納付状況や将来受け取れる年金額などがインターネット上で確認できる「ねんきんネット」サービスを始めます。
旧システムはIDとパスワードの送付に約2週間必要でしたが、ねんきんネットは約5日間に短縮。さらに、来年度の「ねんきん定期便」の中に同封されている17ケタの数字「アクセスキー」を基礎年金番号と一緒に打ち込めばIDとパスワードが即時発行できるようになります。
ねんきんネットでは、年金加入開始時から現在までの保険料納付状況を月単位で表示します。未納や重複加入などの疑いがある月を赤く表示することで、記録漏れなどを見つけやすく工夫されています。そして、今秋からは、退職時期や年金受給開始時期など好きな条件を打ち込めば、将来受け取れる年金額を試算するサービスも始めるようです。
市区町村の一部では、パソコン操作が苦手な高齢者らを対象に、操作を代行して年金記録を提供します。また、郵便局204局でも代行サービスを試行実施するようです。
同機構のホームページ(http://www.nenkin.go.jp/)から利用可能とのことです。
※ただ、本日(28日)午前9時半現在、「ねんきんネット」はアクセス集中のためか、利用しにくい状況があるようです。今後の改善が望まれるところではあるかもしれません。
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