国民健康保険について、高所得者層の負担上限を引き上げて、中所得者層の保険料 負担を軽減する方針を厚生労働省が固めました。2011年度から年間の負担上限額(介 護保険料を含む)を2万〜4万円引き上げ最大77万円として、その分を中所得層の保険 料引き下げの原資にしたいとしています。 中小企業の会社員の負担上限は108万円となっており、医療保険制度の間で異なる 負担格差を是正する狙いもあるとみられています。