神奈川県の平塚労働基準監督署は18日、最低賃金法違反(賃金不払い)の疑いで、ペット霊園開発などを営む平塚市土屋の不動産業と同社の女性社長(57)、取締役の男性(63)を横浜地方検察庁小田原支部に書類送検しました。
同社は秦野市南矢名の事務所でペット霊園の開発などを営んでおり、従業員3人に平成21年1月分の賃金計約77万7548千円を期日までに払わなかった疑いが持たれており、ほかにも従業員7人に対する不払いを確認しています。
同監督署によると、同社には10人程度の社員がいるが、2月以降も社員に賃金を支払っていない状態といいます。
社長らは「(高齢者向け住宅)の建設費用に回した」と容疑を認めています。