厚生労働省は13日、今月1日の社会保険庁から日本年金機構への移行に伴い、厚労省の電子申請システムで厚生年金関係などの届け出810件を受け付けないミスがあったことを発表ました。
本来は1月1日午前0時前後にシステムを切り替えるべきであるのに、年金機構がまだ発足していない昨年12月29日に、委託業者が誤って前倒しで切り替え処理を行ってしまったことが原因とのことです。
厚労省によると、処理ミスがあったのは、昨年12月28日(月)午後6時から同31日(木)午後4時までの間に、事業主など269人からインターネットで「電子政府の総合窓口」(e-Gov)に申請された手続き(日本年金機構申請手続)で本来の処理がされないまま「手続き終了」として申請者に戻されてしまったといいます。
厚労省は今月4日にミスに気付き、全員に謝罪するとともに再申請を依頼しました。
実は、私自身も、この影響を受けた1人です。
年末に電子申請でとある事業所の届出を行っていたのです。
日本年金機構への移行に伴う混乱状況を、肌で感じた瞬間でした。
今後の電子申請の安定した運用が、強く望まれるところです。
(参考)厚生労働省ホームページ−厚労相報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003nm0.html
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