県警暴力団対策課などは、知人にけがをさせ、労災と偽って休業補償などを労働基準監督署からだましとったとして、ともに傷害罪で起訴された大阪市、葬儀仲介業(39)加古川市、無職(44)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕しました。
2人は、同傷害罪で逮捕された明石市の無職(35)らと共謀。
土木業などの「一人親方」を対象にした労災保険の特別加入制度を悪用して金をだまし取ることを計画し、今年1月、明石市の無職の容疑者の左手薬指と小指を金づちで殴って骨折させ、西野田労基署(大阪市)に「通勤途中に転んで骨折した」と偽って申告し、休業補償など約78万円をだまし取った、としています。