厚生労働省の調べで30日、派遣切りなどで昨年10月以降に職を失ったか、今年12月までに職を失う予定の非正規労働者は、9月時点での調査より5556人増加の4262事業所で合計24万4308人に上ることが分かりました。
雇用形態別では、派遣社員が14万3249人で全体の58・6%を占め、期間従業員などの契約社員は5万5595人、請負社員は1万9101人でした。
今年10月の単月で職を失ったか、失う予定の非正規労働者は2829人だが、厚生労働省は「単月で4万人以上が職を失った昨年12月や今年3月の時期と比べれば状況は落ち着いている」と話しています。
都道府県別では、愛知県の4万690人が最も多く、東京都の1万848人、長野県の1万687人と続きました。
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