社会保険庁は15日、記載内容に誤りがある年金の支払通知書約9,000通を送付していたと発表しました。委託業者の印刷ミスが原因で、社保庁は同日までに謝罪の手紙と正しい内容の書類を郵送しました。
誤りがあったのは、年金受給者の死亡後、振込口座が解約されるなどして受け取れなかった年金を遺族に支給する「未支給年金」の通知書。「振込通知書」とすべきだったのに「送金通知書」と印字し、7日に発送しました。受給する遺族からの問い合わせで判明しましたが、入金に問題はなかったといいます。