75歳以上が入る後期高齢者医療制度の2009年度の保険料は、全国平均で約62,000千円と前年度より3,000円下がったと、厚生労働省が18日発表しました。都道府県別では、最も高いのが神奈川の85,890円、最低は秋田の37,108円で、2.3倍の差がありました。
後期医療の財源は、加入者の保険料や税金、現役世代の負担金。保険料は都道府県ごとに設定されます。
厚労省によると、2009年度の全国平均額が前年度を下回ったのは、加入者の所得が下がったことや、低所得者に対する保険料の軽減率が引き上げられたことなどが影響しているということです。
同時に発表された2008年度の保険料収納率は98.75%と高水準でした。