2010年4〜6月期の失業率、5.66%に上昇(民間予測平均)

投稿日時 2009-07-11 09:15:12 | カテゴリ: TOP

 内閣府の外郭団体である経済企画協会は9日、民間エコノミストに経済予測を聞く7月の「ESPフォーキャスト調査」(民間エコノミストによる日本経済予測の集計調査)を発表しました。雇用の悪化が深刻になるとの見方が強まり、完全失業率の予測平均が2010年4〜6月期に5.66%まで上昇し、その後もしばらく5%台半ばで高止まると予測しています。実質国内総生産(GDP)は09年4〜6月期にプラスに転じるとの見方が強いが、企業の採用抑制は続くとの認識が広がっています。


 調査は6月25日から7月2日にかけて実施し、金融機関やシンクタンクなどの専門家36人が回答ました。前回調査では失業率のピークは10年4〜6月期の5.48%でしたが、今年5月の失業率が実績で5.2%と急速に悪化したことを受け、予測を厳しい方向に見直すエコノミストが増えました。失業率の予測平均では、11年1〜3月期まで5.5%前後で推移するとの結果になりました。


この予測が外れる結果になることを、今後期待したいものです。






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