TOP : 介護保険料の納付、40歳未満に拡大検討〜厚労省
投稿日時: 2011-05-10 17:20:56 (1454 ヒット)
厚生労働省は、政府が進めている「税と社会保障の一体改革」で、介護保険料を納付する対象者を現行の40歳以上から引き下げ、40歳未満に拡大する検討にはいりました。
高齢化で介護の給付費は増え続ける見通しで、保険料を負担する年齢を拡大することで、介護保険の財政基盤を強化したいためだといいます。税と社会保障の一体改革に合わせ、早ければ2013年度にも導入を検討するとのことです。
しかしながら、健康保険料率の改定(アップ)や厚生年金保険料率の平成29年度までの毎年の改定(アップ)、国民年金保険料のアップに見られるように、社会保険をめぐる現役世代の負担は、ここ数年で増加の一途をたどっています。
一方で、昨今の雇用不安や給与額が伸び悩みしている状況等から見ると、社会的にも大変悩ましい問題であることは間違いなく、「税と社会保障の一体改革」は、雇用情勢や経済情勢を改善させる施策についてもこれまで以上に検討される必要性があるとも考えられます。
- 高所得者の介護保険、自己負担2割に 介護保険制度改革素案 (2013-11-28 08:51:05)
- 医療費・診療報酬も抑制 ジェネリック医薬品の利用促進も (2013-11-20 16:40:51)
- 国民健康保険の保険料の上限2万円増へ (2013-11-08 08:37:18)
- 「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」の公表 (2013-10-24 08:45:14)
- 国民健康保険料額 見直しへ (2013-10-17 08:20:28)
- 国民健康保険 補助金算定ミス 16億円過大交付 (2013-10-11 11:34:34)
- 8月の現金給与総額は前年比0.6%減で2カ月連続マイナス (2013-10-07 08:17:26)
- 糖尿病500万人抑制で医療費の削減へ (2013-09-27 07:26:26)
- 介護保険料、見直し案提示へ―厚生労働省方針 (2013-09-24 08:20:06)
- 健保組合の24年度赤字2976億円〜高齢者医療の負担増 (2013-09-18 08:17:11)
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。