厚生労働省は2月17日、介護サービス施設・事業所調査結果の概況について、統計資料を発表しました。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/service09/index.html
「訪問介護利用者の状況(平成21 年9月30 日に訪問介護を利用した者の状況)」の概要は次のとおりです。
性・年齢階級別利用者の構成割合
利用者の性別の構成割合をみると、「男」29.8%、「女」70.2%となっており、年齢階級別の構成割合をみると、いずれも「80〜89 歳」が最も多く、次いで「70〜79 歳」となっている。
訪問介護の提供開始時刻別訪問滞在時間の構成割合
提供開始時刻別に訪問滞在時間の構成割合をみると、日中時間帯(7時〜18 時)は、「60 分〜90 分未満」が最も多く、夜間・深夜時間帯(19 時〜6 時)では、「30 分〜60 分未満」が最も多くなっている。
訪問介護の提供内容の構成割合
年齢階級別に訪問介護における提供内容の構成割合をみると、「90 歳以上」については「排泄介助」が多く、他の年齢階級においては「掃除」が最も多い。
訪問介護の主な提供内容別に要介護度の構成割合をみると、「排泄介助」「食事介助」「清拭」「身体整容」では「要介護5」が多くなっており、「自立支援のため見守り的援助」「洗濯」「一般的な調理・配膳」では「要介護2」が多くなっている。
「介護保険施設の状況」の概要は次のとおりです。
定員規模別施設数の構成割合
介護保険施設の定員規模別に施設数の構成割合をみると、介護老人福祉施設は「50〜59 人」が39.9%、介護老人保健施設は「100〜109 人」が40.5%、介護療養型医療施設は「1〜9 人」が20.4%と、それぞれ最も多くなっている
要介護度別在所者の構成割合
介護保険施設の種類ごとに平成21 年の要介護度別在所者の構成割合をみると、介護老人福祉施設では「要介護5」が33.5%、介護老人保健施設では「要介護3」が27.9%と最も多い。介護療養型医療施設では「要介護5」が58.1%で最も多く、在所者数の5割を超えている。また、介護保険施設の入所者の要介護度が重度化してきている。
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