TOP : 一段と厳しい保険財政(健保・年金・介護)〜賃金減で
投稿日時: 2009-08-11 19:12:54 (1165 ヒット)
不況による賃金の減少が医療、年金などの社会保障制度を揺るがしています。会社員の保険料が賃金水準に連動するためで、企業業績が悪化した2008年度は中小企業向けの健康保険で1000億円規模の減収となりました。09年度の保険料収入は一段と落ち込む公算が大きく、将来の料率引き上げや給付削減にもつながる可能性があります。社会保障を巡っては、高齢化に伴う給付増への対応が衆院選の争点になっていますが、保険料の減収も、今後の制度設計に影響を与えかねません。
医療、年金、介護などの保険料は国民年金など一部を除き、加入者の賃金水準に沿って増減します。会社員の健康保険や厚生年金、雇用保険は加入者の賃金に保険料率を掛けて、払い込む保険料の額が決まるため、賃金水準の低下が続けば保険料収入は減少し、現行の制度維持にも影響を与えそうです。
- 高所得者の介護保険、自己負担2割に 介護保険制度改革素案 (2013-11-28 08:51:05)
- 医療費・診療報酬も抑制 ジェネリック医薬品の利用促進も (2013-11-20 16:40:51)
- 国民健康保険の保険料の上限2万円増へ (2013-11-08 08:37:18)
- 「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」の公表 (2013-10-24 08:45:14)
- 国民健康保険料額 見直しへ (2013-10-17 08:20:28)
- 国民健康保険 補助金算定ミス 16億円過大交付 (2013-10-11 11:34:34)
- 8月の現金給与総額は前年比0.6%減で2カ月連続マイナス (2013-10-07 08:17:26)
- 糖尿病500万人抑制で医療費の削減へ (2013-09-27 07:26:26)
- 介護保険料、見直し案提示へ―厚生労働省方針 (2013-09-24 08:20:06)
- 健保組合の24年度赤字2976億円〜高齢者医療の負担増 (2013-09-18 08:17:11)
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。