TOP : ワークライフバランス〜厚労省や自治体が企業支援
投稿日時: 2009-07-28 07:02:01 (1264 ヒット)
内閣府は24日、全国の20〜44歳の男女を対象とした結婚や子育てと就業に関する意識調査の結果を公表しました。子どものいる女性に「出産や子育てをきっかけに勤め先を辞めたり、1年を超える期間仕事をしなかったことがあるか」を聞いたところ、「ある」が56.6%、「ない」が38.6%でした。
退職又は休業した理由(複数回答)では「勤め先や仕事の状況」が50.8%で最も多く、「家事や育児に時間を取りたかった」が46.1%で続きました。内閣府は「企業での子育て支援制度の充実や育児休暇を許容する雰囲気づくりなど、女性が活躍できる職場環境づくりが重要」としています。
こうした中、厚生労働省はワークライフバランス(仕事と生活の調和)を後押しする専門家を活用した企業を支えるため、人件費の助成制度を年内にも導入する方針です。政府や地方自治体がワークライフバランスに取り組む企業の支援を強化し、東京都足立区や秋田県のように、企業向けの助言・相談業務に乗り出す自治体も増加しつつあります。景気後退で労働時間が減るなか、仕事と育児・介護などとの両立を考える好機になりそうです。
ワークライフバランスは働き方を見直すための試みで、企業が社員の働く時間や日数を減らしたり、年次有給休暇の取得を促したりします。
- 高所得者の介護保険、自己負担2割に 介護保険制度改革素案 (2013-11-28 08:51:05)
- 医療費・診療報酬も抑制 ジェネリック医薬品の利用促進も (2013-11-20 16:40:51)
- 国民健康保険の保険料の上限2万円増へ (2013-11-08 08:37:18)
- 「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」の公表 (2013-10-24 08:45:14)
- 国民健康保険料額 見直しへ (2013-10-17 08:20:28)
- 国民健康保険 補助金算定ミス 16億円過大交付 (2013-10-11 11:34:34)
- 8月の現金給与総額は前年比0.6%減で2カ月連続マイナス (2013-10-07 08:17:26)
- 糖尿病500万人抑制で医療費の削減へ (2013-09-27 07:26:26)
- 介護保険料、見直し案提示へ―厚生労働省方針 (2013-09-24 08:20:06)
- 健保組合の24年度赤字2976億円〜高齢者医療の負担増 (2013-09-18 08:17:11)
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。